その他
お仕事体験in大垣消防組合
2015/12/14
こんにちは。
チーム清流ミナモのザッキ―です。
今日は、みんなの大切な命と安全な暮らしを守る消防署のお仕事を体験させてもらうため、大垣市にある「大垣消防組合消防本部」にお邪魔しました。
大垣消防組合では、大垣市の上石津地区を除いた地域と、安八郡神戸町、輪之内町、安八町と、揖斐郡池田町の、と~っても広い地域を管轄されています。
毎日、ご苦労様でございます!
最初に最高責任者の消防長さんにご挨拶。今日一日、よろしくお願いします。
・・・ついでに、消防長席にも座らせてもらいました。
ちょっと偉くなった気分。ウフフッ
そして、早速ではありますが、消防本部の頭脳部分とも言える「指令課」にやってきました。
みんなからの119番通報を受けて、火災・救急・救助などの通報内容に応じた適切な車両を選び、出動命令を出しています。
正面にある大きなスクリーンや表示板には災害発生地点や出動車両の活動状況などが示され、これを見ながら的確な指示を出しているんだね。
“プープープー”
おーっと、ここで119番通報が入りました。
「はい。こちらは大垣消防です。・・・
火災発生火災発生・・・直ちに現場に急行せよ」
指令課からの出動命令は建物内のどこにいてもよく聞こえます。
消火隊員は、急いで防火服に着替えます。
今回は高層ビルでの火災発生。4階に1名、要救助者が居る模様。
高層階の救助活動を想定して、はしご車の出動です。
現場に到着後、直ちに消火活動にあたります。ミナモも真剣な表情です。
ちなみに、ミナモに合うサイズが無かったため、防火服は着ていません。
でも、ちゃんとヘルメットはかぶっているんですよ。
さぁ、消火活動と同時に救助活動も行います。高層階に向けて、はしごを伸ばし・・・
あっ!要救助者を発見しました。大きく手を振って、助けを求めています。
あれっ、ミナモ?!
慎重にはしごを操作し、バスケットをベランダに近づけます。
「救助に来ましたので安心してください!!」
レスキュー隊の大きな励ましの声掛けで、パニックに陥っていた要救助者も、少し落ち着きを取り戻し、安全にバスケットに移動することができました。
ミナモ、良かったね。。。
さて、火災現場から無事?!帰還したミナモは、次の現場に備えて、隊員の皆さんと一緒にトレーニングに励みます。
要救助者を助けるため、ベンチプレスで筋肉を鍛え・・・
長時間の活動にも負けないスタミナを付けるため、ランニングマシンでマラソントレーニング。
ダンスとスポーツが大好きミナモ!よく頑張りましたが、やはり一番最初に音を上げました。隊員の皆さんはやっぱりすごい!
トレーニング終了です。。。
では、次の出動に備えて、少しばかりの休憩。
ちょっと窮屈な感じがしますが、隊員の仮眠室をお借りして
“プープープー”
またまた、119番通報が入りました。
「はい。こちらは大垣消防です。・・・
道路に人が倒れている模様・・・救急車両、直ちに現場に急行せよ」
今度は、救急隊の出動です。ミナモも救急車に乗り込み、いざ出発~!
救急車の中には、ストレッチャーをはじめ、酸素吸入器、点滴セット、吸引器、など様々な救命器具が積載されています。
ミナモは、胸骨圧迫による心肺蘇生法を実施しました。
「大丈夫ですか~!」と、声をかけるミナモ、必死です!!
消防署の仕事のホンの一部ですが、本日の訓練体験はこれにて終了です。
本番さながらの緊張感を持った有意義な訓練となったことを消防長さんに報告しました。“敬礼!”
最後に、大垣消防組合で所有している、とっておきの車両を見せてもらいました。
これは「支援車」と言って、大規模な災害時などに長時間にわたる消防隊員の活動を支援する車両で、県下で2台しかない貴重なものだそうです。
この車両の特徴として、車両右側のボディ部分を約2メートル拡張することにより広いスペースを確保することができます。
中はこんな感じ。と~っても広いでしょ。
人命を救助し復旧作業にあたる活動は、大規模な災害ほど長期戦になり、消防隊員の疲労やストレスが蓄積されます。それをサポートするのがこの車の役目で、車内にはテーブル、椅子、シャワー、トイレなどが整備され、消防隊員の活動を裏から支えていきます。
他にも、給湯設備、シンク、電子レンジ等生活スペースも設けられており、隊員の健康状態の管理にも目を配ります。
緊急の通報があれば24時間いつでも出動しなければいけない消防の仕事。
みんなの生命、身体、財産を守る使命感や責任感が重い仕事ですが、これからも地域の安全のため頑張ってください。
では、記念撮影。“ハイ、ミナモ♪”
大垣消防組合
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