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鉄棒ミナモは回れるのかっ!?
2015/07/22
こんにちは。
チーム清流ミナモのザッキ―です。
実は、ミナモには大きな夢があるんです!
それは…あの地元プロ野球チームのマスコットのように華麗な「バック転」をしてみたい!
そんな無謀とも言える夢をかなえるため、今日は安八町にある「OKB体操アリーナ」にやってきました。
こちらの体育館は今年2月に「NPO総合体操クラブ」さんが購入され、4月からホームグラウンドとして活動されています。さらに、5月には地元企業である大垣共立銀行さんの支援を受けて、「OKB体操クラブ」と名前を新たにして更なる飛躍に向けて日々練習に取り組まれています。
とても大きくてカラフルな看板なので、周囲からよく目立っていて、通過する新幹線の車窓からも目にとまるようです。
さあ、それでは早速、お邪魔しましょう。
玄関を入るとすぐに数々の賞状や盾がガラスケースに飾ってありました。
「OKB体操アリーナ」に所属する選手が、全日本選手権や国体などで活躍され、素晴らしい成績を数多く残されています。
また、現在の日本代表メンバー「フェアリージャパン」にも2名の所属選手が選出され、この体操教室で育った仲間が世界を舞台に活躍されています。
こちらの教室にお世話になれば、ミナモの夢を実現できそうです・・・
体育館に入ってみると、広~い空間の中に、体操床・あん馬・吊り輪・跳馬など数多くの専門機器が所狭しと設置されています。
国際競技大会にも通用する本格的な機器が揃っていて、「器械体操と新体操の練習環境がここまで充実している民間施設は他にはない。日本一だ!」と施設責任者の方からお話を伺いました。
少しだけ体操機器の裏側を見せてもらいました。
選手がダイナミックな演技ができるよう、また、怪我なく安全に練習できるよう見えないところに様々な工夫と苦労が隠されていました。
機器や施設の維持管理も大変そうです・・・
施設をひととおり見学させてもらったミナモは、おもむろに、近くにあったリボンを回し始めました。
おーっ!なかなかな腕前っと思いきや、調子に乗っていたら、このとおりミナモロールに
次に、取り出したのは、フラフープ。う~ん。腰の回転が足りないのかなぁ
今度の挑戦は、トランポリン。おっ、調子いいかな!?と思ったら、態勢くずし、すってんころりん
ミナモ、これではバック転なんて夢のまた夢ですよ。
そもそも、ミナモは体がとても硬くて、みんなに手伝ってもらっても、うまく前屈ができません
バック転の夢を叶えるためには、やはりみんなと一緒に基本練習から教えてもらいましょう。
まずは、鉄棒教室。コーチ、よろしくお願いします!
バック転の基本は後ろ回り。鉄棒で逆上がりができなければお話になりません。
ふむふむ、なるべく小さく丸くなるのがコツなんですね。みんな、頑張れ~!
次はミナモ! せ~の~、よいしょっ。
できたーーーっ!!!!
なかなか飲み込みがいいですねっと、コーチにも褒められちゃいました。
次は、床運動教室。 バック転に必要なリズム感覚を養います。
前のお友達に続いて、ケンパッ、ケンパッ、ケンケンパッ!
何度か練習して、リズム感もついてきたようです。
次は、平均台教室。バック転に最も必要なバランス感覚の訓練です。
まずは横向きになってカニさん歩きから始めます。
だんだん慣れてきたら、両手を横に伸ばしてまっすぐ進みま~す。
みんなも応援してくれてます。「ミナモ~、頑張れ~!」
バランスが苦手なミナモはみんなより多めに反復練習です。
頑張ったおかげで、なんとかバランス感覚も身についたようです。
あとは体を支える腕力を鍛えます。つり輪や、平行棒を使って、イチニッ、イチニッ。
さぁ、最後は、秘密器具の登場です。
ここで、突然ですが、ミナモクイズです!
この秘密器具はどのようにして使うのでしょうか?
<ヒント>横から見るとミナモの頭に見えますが、頭の体操ではありません。
答えは、「バック転補助器具」です。
このようにして、仰向けに寝そべったまま、後ろに転がりながら、バック転のイメージを体に覚えさせるための器具なのです。
面白いですねぇ。何度か繰り返し、これで、すべての訓練課程は修了です。ミナモ、頑張りました。
それでは、みなさま、お待たせしました。
自らの夢に向かって、ミナモ選手、演技スタートです!
助走をつけっ
側転
後ろ向きに、体をそり…
(補助器具の成果が出ています)
おっと、少し、傾いたかっ
両足を揃えて。あとは、体を起こす!
決まった!!
どーにか、こーにか出来ました! パチ、パチ、パチ
クラブに通っているみんなも、自分の夢に向かって一生懸命頑張っているよ。
ミナモもみんなの成長を楽しみにしてま~す。
では、夢に向かって、ハイ、ミナモ♪
◆「OKB体操クラブ」について詳しくはコチラ↓