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ごみはどこへ行くの?【ミナモと大垣市クリーンセンターを見学!】
2016/03/31
チーム清流ミナモのザッキーです!
さて今回は、
誰もが気になる「ミナモの1日」をご紹介しようと思います!
チュンチュン(スズメのさえずり)
・・・ミナモの朝は早い(ナレーション)
今日は“燃えるごみの日”
ミナモは収集中のパッカー車を見て思いました。
「このごみはどのように処理されるんだろう?」
……。
そんな疑問を解決するため、
今日は、大垣市クリーンセンターにやってきました!!
(「ミナモの1日」はまた次の機会に!!<(_ _)>)
大垣市クリーンセンターには、市内の広い地域から燃えるごみが集められ、
なんとその量は1日にパッカー車約100台分にもなるんですって!
では、ごみ処理の流れを順に見せてもらいましょう。
集められた燃えるごみは、まず、入り口の計量機でパッカー車ごと重さを量ります。
パッカー車にはいろいろサイズがありますが、こちらは大きめの5トン車。
3人がかりでたくさんのごみを集めてきてくださいました。お疲れさまです!
重さを量ったパッカー車は、ごみを一時的に溜める所“ごみピット”にごみを投入します。
ごみピットは25mプールと同じくらいの広さですが、深さは10mもあり、誤って転落したら大変。
・・・でも、熟練の運転手さんが投入口ギリギリで停車させます。さ~っすがですねぇ。
ミナモもピットの中が気になるようです。落っこちないように気を付けてよ。
(押すなよ。絶対押すなよ!)←ふざけちゃダメ!
ごみピットには、大垣市内から出る2日分のごみを溜めることができますが、年末や祭りの後など、ごみが多いときは1日で一杯になってしまうそうです。こんな広いところが一杯になるなんて想像もできません。
これは、大型クレーンでごみをかき混ぜているところ。
ごみは湿っていたり乾いていたりするので、よくかき混ぜてごみの質を均一にすることで、高温で安定して燃やすことができるそうです。
ここは、ごみクレーン操作室。ごみピット内を上から見渡しながら、巧みなハンドルさばきで大型クレーンを操作します。
ミナモはお許しをもらって、特別に操作席に座らせてもらいました。専門の資格を持っていないので、操作はしちゃだめよ……。
(後で、UFOキャッチャーでもやって我慢しようね)
いよいよ、かき混ぜられたごみを焼却炉へ投入します。
こちらのクリーンセンターでは、3台の焼却炉が交代で2台ずつ働いていて、1日平均160トンのごみを燃やすことができます。
焼却炉の火がいったん消えてしまうと、また燃え上がるまでにかなりの時間がかかるし、炉の負担を抑えるためにも、基本的には昼も夜も火を絶やしてはいけません。
焼却炉の運転を常時監視しているのが、こちらの中央制御室。
ミナモ、しっかり見てて!目を離しちゃいけませんよ。
(水の妖精が火を見守るって、なんか妙だな)
ごみを燃やした後は、約10%が焼却灰として残ります。
焼却灰はセメントと水と薬品で固めてから、埋め立て処分したり、溶融スラグに加工し、道路の舗装材として有効利用されたりしています。
こちらは排ガス処理施設。ごみを燃やした際に発生する燃焼ガスから窒素酸化物、ダイオキシン等の有害物質を取り除きます。
そして、きれいに浄化された安全で安心なガス(空気)が煙突から排出されま~す。
ミナモは煙突の先をじ~っと見つめていたけど、もちろん、目に見える汚れなんてありませんよ。とってもクリーンです♪
次は、隣にあるリサイクルセンターにもお邪魔しました!
こちらの施設では、その名の通り、プラスチック製容器包装を再資源化する作業をしています。
分別回収されたプラスチック製容器包装は、一旦、貯留ヤードに保管されたあと、重機を使って受入ホッパに投入されます。
そして、ベルトコンベアに乗って流れた先では・・・
ナントォー!!
人の手によって、“分別が間違っているもの”や“リサイクルできないもの”などを一つ一つ取り除いていま~す。
コンベアで流れてくる異物を見落とさないよう、集中力が求められる作業で、皆さん、真剣そのもの。本当にお疲れ様です!
異物を取り除いたプラスチック製容器包装は、ギュッと圧縮されて四角く成形されて出てきます。これが、再生プラスチックの原料などとして再利用されます。
立派なプラスチックに生まれ変わってきてね。
最後に、こんなものを見せてもらいました。
燃えるごみの中に混入していた金属類です。
これらの金属類があるとごみを集める人がけがをしたり、機械が故障したりしちゃいます。また、スプレー缶が混ざっていると爆発の恐れがあり大変危険!
クリーンセンターには24時間365日ずっと稼働している機械もあり、もし、機械の故障等でごみの処理ができなくなったら、みんなが困ってしまいます。
資源とごみをきちんと正しい方法で分別し、一人ひとりがマナーを守ったごみ出しをしようね。
いつか、ごみが無くなる“ごみゼロ”社会が訪れることを夢見るミナモでした♪
大垣市クリーンセンター
HP/http://www.city.ogaki.lg.jp/soshiki/6-4-0-0-0_1.html