絶対!読んで欲しい
【ミナモの清流の国ぎふ社会見学】「大橋量器」さんで枡作りを体験♪
みんなこんにちは![]()
ミナモだよ![]()
岐阜県のすごい技術や色々なものづくりをしている企業を
ミナモが取材、体験してきたことを紹介する
「ミナモの清流の国ぎふ社会見学」![]()
みんな読んでくれたかな![]()
第2回目は、大垣市にある『大橋量器』さん
日本の伝統道具「枡」を作っている会社なんだって![]()
今回も見学・体験している気分で読んでみてね![]()
それではスタート![]()

なちゅと一緒に行ってきたよ![]()
いきなり看板が「枡」で作られていてびっくり![]()
そして木のいい香りがする![]()

今回は何が体験できるんだろう~?
ワクワクするな![]()

今回お話を聞いたのは、代表取締役の大橋博行さん。
最初に店内を案内してもらったよ![]()


いろんな絵柄の枡や雑貨がいっぱい![]()

大垣をイメージした焼き印が
施されている升もあるよ![]()
素敵だな![]()
ミナモも欲しくなっちゃった![]()
ミナモ印の焼き印もできるのかな![]()
大橋さんから枡についていろいろ教えてもらったよ♪

「今の時代では想像できないかもしれないけど、
昔は体積を計量するための
測定器として使われていて、
約1,300年の歴史がある伝統道具なんだ。」

せ、1,300年!?
そんなにも昔から使われているんだ![]()
「今では、日本酒を楽しむときや節分の豆まきの器として使われているよ。
枡の中をお米でいっぱいにすることは豊作を意味することや、
“幸福が増す” “益々繁盛”という言葉から、
おめでたいときに使う縁起物としても定着しているよ。
今では、海外でも注目されていて、
美術館や博物館、イギリス発祥の高級ファッションブランドでも
採用されたことがあるんだ。」

そうだったんだ![]()
全然知らなかった![]()
メモメモ…![]()
海外の人にも価値を感じてもらえるなんて
嬉しいね![]()

「本来、森林は『植える・育てる・使う・植える』というサイクルができていないと
自然災害を起こしやすくなったり、CO₂を吸収する働きが低下したりしてしまうんだ。
でも、十分な手入れをされず、そのまま放置されている森林がたくさんあるのが現状なんだ。
自然サイクルを機能させるため、私たちは日本のヒノキで作られた建築材の端材を使って
枡を作って、使い道の限られた木材を無駄なく活用しているんだよ。」

植えて育てたら終わりじゃないんだ![]()
収穫し、適材適所で使うことが、森林を守ることでもあるんだね![]()
大橋さんの枡への熱い思いが伝わってきたよ![]()
枡の可能性は無限大なんじゃないかな![]()
次に職人さんに枡作りのポイントを教えてもらったよ![]()

「枡作りは組み立てるのが難しいんだ。なかなかきれいな四角にならないんだよ。
あと、仕上げの円盤カンナはまっすぐ垂直に当てるのがコツ!
どちらも熟練の技術が必要な工程だけど、頑張ってやってみてね
」
コツを聞いたので、早速ミナモも升作り体験スタート![]()

まずは組み立てから挑戦![]()
のり付けされた状態の駒を4枚1組で四角に組んでいくよ。
上手くできるかな?


よいしょ、よいしょ![]()
こんな感じで、1枚ずつ丁寧にはめ込んでいくよ。

ときにはこんなことも![]()
ぐらぐらになっちゃうから難しいな![]()

意外と上手くできたかも![]()
角度もバッチリ![]()
きれいな四角に組み立てられました
(ドヤ顔)


やすりで表面をきれいにするよ。
つるつるになりました![]()
ミナモ、意外と才能あるかも![]()

次の工程は底付け![]()
トンカチで完成した木枠に底板を付けるよ。
えいやっ!
!!!!!!!!!!

い、痛―い!!
間違えて指を打っちゃった!
少し調子に乗りすぎちゃったかな…。

底板を付けたら円盤カンナで一気に削っていくよ。
職人さんに教えてもらったコツを意識して、“垂直に”っと…

できた![]()
均一でピカピカに仕上がったよ![]()
ツルツルで触り心地も最高![]()
きれいにできて、大満足![]()

枡作りもいよいよ最終工程へ![]()
専用の焼印機にデザインされた銅板を設置し、
高温で圧をかけて枡に焼き付けます。
焼印を押し付けて 1・2・3!

じゃーん!!!!!
デザインは城下町大垣のシンボル、「大垣城」にしたよ。
濃くはっきりと押印できました![]()
なんと!枡づくりの体験は、10日前までの事前の申し込みでみんなも体験できるんだって![]()
↓気になったらコチラを見てみて![]()
枡の形はとてもシンプルだけど、その製作には緻密さが求められていてびっくり![]()
機械を使いながら、細かい手作業も欠かすことができない枡作りは、
職人の知恵と匠の技が生きているんだね![]()
自分だけのオリジナル枡を作ることができて良かったな。これから大切に使います![]()

今回迎えてくれた『大橋量器』の皆さん、和気あいあいとした雰囲気でほっこりしたよ![]()
貴重な体験をありがとうございました![]()
今回お伺いしたのは…
有限会社 大橋量器
1950年の創業以来、日本の伝統の道具の枡にこだわり、その技術と文化の伝承に努めてきた大橋量器さん。現在では、木製枡、計量器の製造・販売のほかに、木製食器、木の器の製造・販売、masu cafeの運営も行っている。2005年には「日本の伝統道具である『枡』を現代に蘇らせたい」「木のぬくもりと香りをみなさまに味わっていただきたい」という思いから、工場敷地内に枡専門ショップ「枡工房ますや」をオープン。

〒503-0908
岐阜県大垣市西外側町2丁目8番地
TEL:0584-78-5468
公式サイト:https://www.masukoubou.jp/













