その他
とっくん探して三千里
2015/02/20
こんにちは!
チーム清流ミナモのめぐざむです。
「どんぶり会館」さんのご紹介、陶芸体験編がまだ終わっていませんが・・・
ここらで寒さも和らぐほっこりネタを挟みたいと思います☆
「どんぶり会館」さんで美濃焼や各地の特産物を思う存分楽しんだあとは、少し寄り道♪
というのも、さすがは陶器の町・・・
車で走っていると町のいたるところに陶器が飾ってあるではありませんか!
思わず近くに車を停め、徒歩で「とっくり村」散策開始であります!!
とっくり生産日本一の町、土岐市下石町
雪の降る中、傘も持たずにぶーらぶら。
ここ、土岐市下石(おろし)町は、陶器の生産が盛んな土岐市の中でも、とっくりの生産が日本で最も盛んな町です!
そのため、町の中のいたるところに手足の生えたとっくり・・・
とっくりとっくんが!!!
とっくりとっくん(ミナモの右の緑の子)とミナモは仲良しこよし。今までも様々なイベントで一緒に活動してきました。今日はそんなとっくんのふるさとにお邪魔しまーす!!
あんなところにとっくん。
ここにもとっくん。
上を見ればとっくん。
振り返ればとっくん。
たまにとっくんじゃないお洒落な置物もあったりして・・・
我々は、新たなとっくりとっくんを探して雪の中を進み続けたのである。
ね。いっぱいいるでしょ?
でもでも、こんなのまだまだ序の口。
実際に歩いてみると、ここに載せられないほどのとっくんがいっぱいいっぱいいるんですよ!
ところで、なんでこんなにとっくんがいるの?
心行くまでとっくんを探し、満足感に浸りつつ帰路につくチーム清流ミナモ取材班。
すると・・・
「地図は持っとる?」
ある建物から声をかけてくださるお兄さんが!!
地図をいただいた流れで、とっくんが生まれた理由や歴史、窯元さんたちの思いを聞くことができました。
とっくんが生まれた理由・・・
年に一度、11月に行われる「下石どえらあええ陶器祭り」。
お祭りの際には、人々が窯元めぐりに訪れます。
下石町の人々は思いました。
「訪れる人々に、もっと焼き物に触れてもらおう!」
「親しみやすく、かつ下石町の特徴も活かせる、そんなキャラクターを作ろう!」
そうして生まれたのが、徳利に手足をつけた「とっくりとっくん」だそうです。
町中に住んでいるとっくりとっくんは、町おこしのために作られたわけではないそうです。
「年に一度のお祭りのキャラクターとして、町にどんどんとっくんを増やしていこう!」
窯元の人々は、その思いだけでとっくんを作り続けているのだとか。
お話をしてくれたお兄さんは、こうも言っていました。
「ここってなんもない町やん?今は、とっくんのおかげでいろんな人が来てくれるけど」
窯元の町は、とっくんがいなかったときは一般の人々が訪れることはなかったそうです。
それが、今はとっくんを探しに人々が訪れるようになり・・・
それで僕らの思いは成功している。と、お兄さんはおっしゃっていました。
寒い中、わざわざ外に出てきてお話を聞かせてくださったお兄さんとお別れし、再び帰路につく・・・すると、またしても声をかけてくださる優しいお父さんが!
「うちにも石膏のとっくんおるよ。見てく?」
誘われてお邪魔したお宅は、陶器製造メーカーには欠かせない、陶器の型を作っている工房でした!
工房の中は真っ白!
よく見ると、確かに上の棚にとっくんがいます。
声をかけてくださったお父さんはもう現役を引退されて、今やその工房はお孫さんが継いでいるのだとか。
思わぬところでの出会い、そして声を掛けて下さった心遣いに感動の取材班!!!
ほんとうにほんとうに、ありがとうございます!!
みなさんも土岐市下石町へGO!!!
いつのまにか雪も本格的になってきています。
この日は本当に寒かったのですが、とっくんを探して町の中をカメラを持って駆け回るのはとっても楽しかったですよっ(*≧ω≦)
このブログを見て、「とっくりとっくんに会いたい!」と少しでも思って下さった方!
ぜひ、ご自分の足で、土岐市下石町へ行ってみて下さい。
そして、このブログに載っていない、私たちが見つけられなかったかもしれない!?
新しいとっくんを探してみて下さいネ(*・∀-)σ
土岐市下石(おろし)町内のいたるところにとっくんは住んでいます。
あなたが探しに来るのを待ってるかも!?
途中で出会ったお兄さんの情報によると、とっくんはなんと全部で140体近くいるそうですよ・・・!!!あんなに探したのに全然足りない!!
挑戦者求む!!!
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